T.Kの鉄道ブログ

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【普通列車グリーン車】首都圏を2階建ての車両で快適に移動しよう!グリーン券の買い方・料金、車内設備、おすすめの座席などをご紹介します!

首都圏の主要路線の真ん中の車両に連結されている普通列車グリーン車

 

中・長距離を走る列車に連結されていることが多く、使うと混雑しやすい首都圏の区間を快適なリクライニングシートに座って快適に移動できます。

 

今回は、そんな普通列車グリーン車のグリーン券の買い方や車内設備、おすすめ座席などについてご紹介します!

 

 

 

 

 

1.普通列車グリーン車とは?

JR東日本上野東京ライン湘南新宿ライン東海道線宇都宮線高崎線常磐線総武快速横須賀線を走る普通・快速列車には2階建て車両・グリーン車が連結されています。

 

1編成(10両〜15両)に2両だけ連結されています。

f:id:bkakokun:20200817102422j:plain

引用:普通列車グリーン車wikipediaより)

 

 

2.普通列車用グリーン券はどうやって買うの?

大きく分けて以下の3通りの方法があります。

 

Suicaで購入(購入場所:改札内・外の券売機)

➁現金で購入(購入場所:改札外の券売機・みどりの窓口

モバイルSuicaで購入(購入場所:スマートフォンの端末内)

 

①の場合、Suicaのカード端末に「Suicaグリーン券情報」が書き込まれます。改札内・外のどちらの券売機で購入しても大丈夫です。

➁の場合、購入場所が改札外の券売機か、みどりの窓口のみとなるので注意しましょう。改札内の券売機はSuicaグリーン券専用です(個人的には、改札内の券売機も現金で購入できるようにしてほしいですが・・・笑)。購入すると「磁気グリーン券」というグリーン券の情報が印字された紙のきっぷが出てきます。

1番おすすめなのは➂のモバイルSuicaです。どこでもいつでも購入できますし、料金も事前料金と同額です。購入方法は、乗車駅、降車駅をスマホで選択するだけです。とっても簡単です。

 

 

3.普通列車用グリーン券の料金は?

さてさて、気になるのが料金です。先に言っておくと、かなり安いです。

 

①平日の場合・・・50Kmまで780円、51Km以上1000円

➁土曜・休日の場合・・・50Kmまで580円、51Km以上800円

 

となっています。車内で購入すると260円加算されるので注意が必要です。なお、51Km以上乗る場合の料金は、平日が1000円、土曜・休日が800円となっていますが、これにはちょっとした嬉しい仕掛け(?)があります。詳細は後述します。

 

 

4.普通列車グリーン車は同一方向なら1枚のグリーン券で乗り継ぎOK!

JRの営業案内では、グリーン券は乗車する列車ごとに購入しなければいけない決まりになっています。

 

ところが、普通列車グリーン車には、「同一方向なら(改札を出なければ)複数のグリーン車を乗り継いでも1枚のグリーン券で乗車できる」という特例があるのです。

 

※同一方向の乗り継ぎでないため、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれない区間は次のとおりです。

  • ・土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
  • ・十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
  • ・本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
  • ・南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
  • ・浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
  • ・西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
  • ・高輪ゲートウェイ以遠(田町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
  • ・川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
  • 函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
  • ・尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
  • ・神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)

*ただし、大船駅で藤沢以遠(茅ヶ崎方面)と北鎌倉以遠(鎌倉方面)に乗り継ぐ場合は、1枚のグリーン券で乗り継いでご乗車になれます。

引用:グリーン券:JR東日本

 

要するに、これ以外の乗り継ぎの場合であれば、特例が適用されるということでしょう。

 

 

5.グリーン車を乗り継ぐ方法

同一方向のグリーン車を乗り継ぐ場合、ICカードSuicaモバイルSuicaでグリーン券を購入した場合は、

 

①下車する前に座席上の「Suicaグリーン券情報読み取り部」にタッチする(ランプが緑色から赤色に変わる)

➁乗り継いだ後のグリーン車で座席上の「Suicaグリーン券情報読み取り部」にタッチする(ランプが赤色から緑色に変わる)

 

とすればOKです。

 

一方、磁気グリーン券の場合は、

 

①乗り継ぐ前のグリーン車グリーンアテンダントに、グリーン車を乗り継ぐことと、降車駅を伝える

➁乗り継いだ後のグリーン車で、グリーンアテンダントに、グリーン車を乗り継いで来たことを伝える

 

とすればOKです。

 

 

6.積極的に活用したい普通列車グリーン車の乗り継ぎ 

f:id:bkakokun:20200816211034j:plain

引用:普通列車グリーン車wikipediaより)

このルール、積極的に活用したいところです。

 

グリーン料金は、前述のとおり、50㎞までと、51㎞以上の2段階しかありません。51㎞以上は、どこまで乗っても同じグリーン料金です。うまく乗り継ぎを使えば、200km以上も1枚のグリーン券でグリーン車に乗車することもできるのです。

 

7.普通列車グリーン車の乗り方は?

グリーン券を買ったら、あとはグリーン車に乗車するだけです。

 

グリーン車は、4号車5号車に連結されています。2階建て車両になっていて、乗降扉は車両の両端に1両につき二箇所あります。

 

普通列車グリーン車は全ての座席が自由席になっていますので、空いている座席であればどこに座っても大丈夫です。座席が空いているか否かは、座席上のランプの色を見ればわかります。

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・赤色:空席

・緑色:すでに誰かが利用している座席

 

つまり、座席上のランプが赤色になっている座席を選べば良いのです。

 

まず、座席上のランプが赤色になっている座席を見つけたら、その座席に行き、座席上にある「Suicaグリーン券情報読み取り部」にSuicaをタッチしましょう。赤色だったランプが緑色に変わればOKです。これで車内改札は省略されます。

 

磁気グリーン券の場合には、空席(座席上のランプが赤色の座席)に座り、グリーンアテンダントの方に磁気グリーン券を渡せば大丈夫です。グリーンアテンダントさんが機械を操作してランプを緑色に変えてくれます。

 

 

8.普通列車グリーン車の車内設備は?

グリーン車の座席は全てリクライニングシートとなっています。座席のグレードは特急列車の普通車とほぼ同等と考えていいでしょう。座席には背面テーブル、傘掛け(一部車両)、上着かけ、肘掛け、シートポケットが装備されています。

なお、E235系1000番台にのみ、充電用コンセント・Free Wi-Fiが設置されています。

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引用:普通列車グリーン車の座席(wikipediaより)

 

 

9.普通列車グリーン車では車内販売もある!

普通列車グリーン車には、グリーン券の検札や販売を行う「グリーンアテンダント」と呼ばれる方が乗務しています。この方が、車内販売も実施しています(時間帯や一部区間では実施されていない場合もあります)

 

ワゴンではなく、手持ちの小さなかごに商品を入れています。ここでお菓子やおつまみ、ビールなどを買うのも良いでしょう。特急列車で車内販売が相次いで廃止されていく中で、これは旅人や通勤で利用する人にとって嬉しいポイントです。

 

10.普通列車グリーン車のおすすめ座席は?

普通列車グリーン車には、1階席、2階席、平屋席の3つの区画に分かれており、それぞれメリット・デメリットがあります。と言葉で説明してもやや分かりづらいので(笑)、1階席から順に紹介する形で書いていこうと思います。

 

①1階席

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引用:E531系のグリーン車1階席の車内(wikipediaより)

1階席は乗降扉のすぐ近くにある階段を下りた所にあります。2階席と比べて人が少なく、落ち着いた車内空間で過ごすことができます。座席上に読書灯があるのも1階席の特徴で、車窓からはスピード感のある景色を眺めることができます。車内の照明も2階席や平屋席と比べて少し薄暗いものが使われていて、これが落ち着いた車内を演出しているのかもしれません。

難点は台車に近い所にあるため、やや騒音がうるさいところです。

 

 

➁2階席

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引用:E531系のグリーン車2階席の車内(wikipediaより)

2階席は乗降扉のすぐ近くにある階段を上った所にあります。1番台車から距離が離れている区画のため、静かに過ごしたいならここがおすすめです。

また、2階なので、車窓からは普通車や他の区画では味わえない高い視点から景色を眺めることができるのもポイントです。

難点は座席が高い所に位置するため、1階席に比べて揺れが大きいところです。

 

 

➂平屋席

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引用:E233系グリーン車平屋席の車内(wikipediaより)

平屋席は乗降扉のすぐ近くにあります。デッキと扉で仕切られていて、他の区画に比べて座席数が少なく、天井が高いので、空いているとまるで個室にいるような感覚になります。階段を上らずに済み、かつ荷棚があるのもこの平屋席のみです。

難点は台車の真上に位置するため、揺れと騒音がグリーン車の区画の中では1番大きいところです。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

普通列車グリーン車を有効活用すれば、首都圏エリアの移動が楽しく、快適になること間違いナシです!

 

かくいう私も首都圏エリアをスルーするときは積極的に利用していますが、普通車を利用するときとは比べ物にならないくらい快適です!!

 

みなさんもぜひ利用してみてくださいね!

 

最後までご覧頂きありがとうございました!


 


 

【青春18きっぷ】JR全線の普通・快速列車が5日間乗り放題!JR各路線の乗りつぶしにおすすめ!

JR全線の普通・快速列車が5日間乗り放題となる青春18きっぷのシーズンがやってきました。本記事では青春18きっぷの利用期間や購入方法などについて、概要をまとめましたのでご紹介します。 

 

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1.青春18きっぷとは?

青春18きっぷとは、JR全線の普通・快速列車が決められた利用期間内で5日間乗り放題となる、発売・使用期間限定のフリーきっぷ(特別企画乗車券)です。1人で5日間使い切ることもできますが、5人グループで一気に5回分使ったり、2人で1回+3人で1回・・・などといった使い方もできます。詳細は後述します。

 

 

2.青春18きっぷの利用期間は?

青春18きっぷが発売されるのは以下の3シーズンです。発売期間と利用期間が3シーズンとも異なりますのでご注意下さい。

 

【春季】

・発売期間  2月20日〜3月31日

・利用期間  3月1日〜4月10日(41日間)

【夏季】

・発売期間  7月1日〜8月31日

・利用期間  7月20日〜9月10日(53日間・最長)

【冬季】

・発売期間  12月1日〜12月31日

・利用期間  12月10日〜1月10日(32日間・最短)

 

 

青春18きっぷの値段、販売箇所は?

青春18きっぷの値段は1枚12,050円(こども同額)です。5回分がセットになったきっぷで、1回分あたりの値段は2,410円となります。なお、正規の販売窓口では、1回分のみや2回分のみなど、バラで購入することはできませんので、注意が必要です。

 

販売箇所は、JRのみどりの窓口や、主な旅行会社、指定席券売機などです。なお、青春18きっぷマルス発券のため、売り切れることはありません。

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引用:みどりの窓口wikipediaより) 

 

3.青春18きっぷで乗車可能な列車・船は?

青春18きっぷで乗車可能な列車・船は、JR各社の普通・快速列車と、JR西日本宮島フェリー(宮島口〜宮島)のみとなります。原則として、JR線を走る特急列車と、JR以外の私鉄には乗車できません。

 

 

4.青春18きっぷの使い方は?

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青春18きっぷの券面には、5ヶ所の日付スタンプ欄があります。使用の際は、出発駅の有人改札口で、券面に日付印を押してもらいましょう。なお、自動改札機は使用できません。出発駅の有人改札口が早朝時間帯で閉まっているときは、改札口の近くにある赤色の機械で「乗車駅証明書」を発行し、下車駅、または近場の主要駅(東京駅など)で日付印を押してもらえばOKです。 

 

無人駅から乗車する場合は、車内で車掌に日付印を入れてもらいましょう。

 

2日目以降も、同様に日付印を押して使用します。合計5回分が使用できます。期間内ならどの日でも利用できますし、利用日が連続している必要はありません。なかなか自由度の高いきっぷだと言えます。

 

なお、日付が入ったきっぷは、原則としてその日の24時まで有効です。ただし、東京・大阪の電車特定区間は、終電まで有効となります。

 

青春18きっぷは、1人で5日間使い切ることもできますが、5人グループで一気に5回分使ったり、2人で1回+3人で1回・・・などといった使い方もできる他、きっぷが余ってしまったら他の人に譲渡することもできます。一度に複数人で利用したり、余ったきっぷを他の人に譲渡できるのは、青春18きっぷの最大の特徴とも言えます。

 

ただし、一旦日付印を入れたのであれば、その日は他の人は使うことができませんので注意が必要です。

 

 

5.青春18きっぷで例外的に特急列車に乗車できる区間とは?

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引用:特急「スーパーとかち」(wikipediaより)

 青春18きっぷの特例として、以下の4区間は追加料金無しで特急列車の普通車自由席に乗車することができます(指定席には乗車できません)。

 

新夕張新得(石勝線/89.4Km)

➁青森〜新青森奥羽本線/3.9Km)

➂宮崎〜宮崎空港宮崎空港線/6.0Km)

佐世保早岐佐世保線/8.9Km)

 

①は全国の在来線で唯一、特急列車しか走っていない区間です。この区間青春18きっぷに限らず、普通乗車券でも乗車が認められています。

 

①および➁で注意したいのは、特例区間を越えて乗車する場合、区間の運賃+特急料金が必要になってしまうということです。特例区間の境界駅で特急列車から一旦ホームに降り、再度特急列車に乗車するという方法も認められません。また、列車が特例区間の境界駅を通過するために、下車できないと言う場合も同様です。

 

➁と➂と④も、普通乗車券のみで特急列車の利用が認められている区間で、青春18きっぷでも適用されているものの、距離が短いため、あまり実用的ではないと考えたほうが良いでしょう。

 

なお同じく特急列車のみの区間でも、博多南線(博多〜博多南)と上越線ガーラ湯沢支線(越後湯沢〜ガーラ湯沢)については、新幹線の専用路線であるため、青春18きっぷでは利用できません。

 

 

6.青春18きっぷグリーン車に乗車するには??

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引用:普通列車グリーン車wikipediaより)

リクライニングのできるグリーン車の座席は、ロングシートや四人がけのボックスシートよりも快適に移動することができます。普通・快速列車にしか乗車できない青春18きっぷの旅にはなくてはならない存在です。

 

青春18きっぷでのグリーン車の利用については、

普通・快速列車の「自由席グリーン車」は利用できる

普通・快速列車の「指定席グリーン車」は利用できない

となっており、注意が必要です。

 

「自由席グリーン車」を連結した普通・快速列車は首都圏の中・長距離列車で多く運行されています。2023年度末には中央線快速電車でも連結される予定となっています。

 

一方、「指定席グリーン車」を連結した普通・快速列車は瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」(岡山〜高松、普通車指定席もあり)や、磐越東線の観光列車「SLばんえつ物語」など、ごくわずかしかありません。

 

↓↓首都圏エリアの普通・快速列車の自由席グリーン券の料金はここをクリック!!↓↓

https://www.jreast.co.jp/railway/train/green/charge/

 首都圏エリアの普通・快速列車グリーン車については、以下の記事にまとめてありますので是非ご覧ください。

 

bkakokun.hatenablog.com

 

 

 

 

 

7.青春18きっぷで指定席に乗車するには?

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引用:首都圏の多数の臨時列車で活躍するE257系500番台(wikipediaより)

指定席車両を連結した普通・快速列車の場合、指定席券を別途購入すれば、青春18きっぷでも乗車できます。

 

指定席車両は臨時列車や観光列車に連結されていることが多いですが、釜石線の快速「はまゆり」(盛岡〜釜石)や、関西本線紀勢本線の快速「みえ」(名古屋〜鳥羽) などの定期列車にも連結されている場合があります。

 

普通・快速列車の指定席料金は乗車距離には関係なく、1乗車330円〜530円(エリアや時期によって異なります)です。ただし小海線の観光列車「HIGH  RAIL  1375」や釜石線の観光列車「SL銀河」などの一部の人気列車は840円に設定されています。

 

指定席券の発売は、乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。前月に同じ数字の日が無い場合は、「乗車月の1日」から発売開始となります。指定席券は使用前なら一度に限り、利用日、利用区間などが無料で変更できるので、人気列車の場合は早めに購入しておきましょう。運転日の少ないSLなどは即日に満席になることも珍しくありません。

 

またホームライナーや新快速「Aシート」といった座席定員制の列車は、ライナー券または乗車整理券(100円〜500円)を買えば利用できます。

 

 

 8.青春18きっぷで乗れるJR以外の私鉄

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引用:青い森鉄道青い森701系wikipediaより)

青春18きっぷの特例で、追加料金無しで利用できるJR以外の私鉄は以下の3区間です。

 

①八戸〜青森(青い森鉄道/96.0Km)

➁富山〜高岡(あいの風とやま鉄道/18.8Km)

➂金沢〜津幡(IRいしかわ鉄道/11.5Km)

 

ただしそれぞれ制約があり、

 

①八戸〜野辺地、および野辺地〜青森を通過利用する場合のみ。途中下車ができるのは八戸、野辺地、青森のみ。

➁富山〜高岡をJR線へ通過利用する場合。途中下車ができるのは富山、高岡のみ。

➂金沢〜津幡をJR線へ通過利用する場合。途中下車ができるのは金沢、津幡のみ。

 

となっています。

 

 

9.青春18きっぷをグループで利用する場合の注意点

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引用:青春18のびのびきっぷ(wikipediaより)

国鉄時代の青春18きっぷのびのびきっぷ(当時)発売当初は1回分ごとに切り離すことができる「バラ券」でした。グループ旅行の際にも非常に使い勝手が良かったそうですが、現在は5回分が全て1枚のきっぷに収まっています。

 

そのため、青春18きっぷを複数人で使用する場合は、あくまで「同一行程」が原則です。出発駅から終着駅まで、全員の足並みを揃えないといけません。しかし、同行者が別々の駅から出発しなければならないケースもあります。そのような場合は、青春18きっぷを所持する人を除き、他の人は合流駅までの乗車券が必要になります。

 

帰路の場合、下車駅が複数にわたるケースでは、一旦どこかの駅で全員一緒に下車し、それぞれが最終下車駅までの乗車券を、改めて購入するのが原則です。

 

解散駅から各下車駅までの乗車券を、あらかじめ購入しておくと良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

青春18きっぷは、使用期間・方法に様々な制約がありますが、1日2,410円という安さで日本中どこへでも行ける(どこへでもというわけには行かないか・・・笑)のは魅力ですし、何より、他のきっぷと比べて自由度が高いのも特徴の1つです。

 

みなさんも春、夏、冬の長期休暇に入り、旅をしたい!と思ったら(今はなかなかそういうわけには行かないですが)、ぜひこのきっぷを使ってみてくださいね!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!!


 


 


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【青春18きっぷでも利用できる】全国の在来線で利用できる「隠れ特急」を紹介!青春18きっぷを利用して快適に移動しよう!

皆さんは全国の在来線で運行されている「隠れ特急」をご存知でしょうか?「隠れ特急」とは、全国の在来線で運行されている普通・快速列車のうち、特急用車両で運行されていて、乗車券のみで乗車できる乗り得列車のことを言います。当然、青春18きっぷでも利用できます。今回は、全国の在来線で運行されている「隠れ特急」についてまとめましたのでご紹介します。

 

※一部の特例区間は除外しています。

 

 

 

 

1.全国各地で運行されている「隠れ特急」

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引用:373系wikipediaより)

 全国の在来線には、特急列車、およびホームライナーなどの間合い運用など、各地の様々な事情で運行されている「隠れ特急」が存在します。乗車券のみで乗車できるという手軽さゆえ、青春18きっぷユーザーには人気があります。

 

 

2.全国各地の「隠れ特急」を紹介!

では、全国各地の在来線で運行されている「隠れ特急」を紹介していきたいと思います。各項にて順に紹介していきます。

 

(1)外房線・普通 5267M・5271M

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引用:E257系500番台(wikipediaより)

まずは、外房線の夜間帯に運転されている勝浦〜安房鴨川の普通列車、5267M・5271Mです。

 

これは特急わかしお17号・21号が運行される勝浦〜安房鴨川を普通列車として乗車券のみで乗車できる列車として運行しています。時刻表でも簡単に判別が可能です。

 

使用されている車両はJR東日本・房総地区の特急列車で活躍しているE257系500番台です。首都圏の臨時快速(ホリデー快速鎌倉など)で使用されていることを考慮すると若干乗り得度は下がりますが、それでも快適に移動できることには変わりありません。

 

列車の時刻は以下の通りです。

 

・勝浦20:36発→安房鴨川21:04着 普通5267M

・勝浦22:30発→安房鴨川22:59着 普通5271M

 

(2)東海道線・普通

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引用:373系が使用される普通列車wikipediaより)

次に紹介するのは東海道線の熱海〜沼津・浜松〜豊橋で運転されている普通列車です。

 

これは主にホームライナー間合い運用で設定されているもので、上記の区間で乗車券のみで乗車できる普通列車として運行されています。

 

使用されている車両はJR東海の特急列車やホームライナー、臨時快速で活躍している373系です。車端部にはセミコンパートメント席もあり、快適に移動することができます。

 

時刻表では判別が不可能です。列車の時刻は以下の通りです。

 

①熱海〜沼津

・熱海8:47発→沼津9:06着

・沼津7:47発→熱海8:06着(ホームライナー沼津2号からの通し運用

 

②浜松〜豊橋

・浜松7:07発→豊橋7:43着

・浜松8:32発→豊橋9:08着

・浜松20:12発→豊橋20:46着(ホームライナー浜松3号からの通し運用

豊橋6:21発→浜松6:56着

豊橋7:48発→浜松8:26着

豊橋20:57発→浜松21:31着

 

(3)飯田線・普通 1505M・1500M

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引用:373系wikipediaより)

 次に紹介するのは飯田線天竜峡〜飯田・駒ヶ根天竜峡で運転されている普通列車、1500M・1505Mです。

 

こちらも上記の区間で乗車券のみで乗車できる普通列車として運行されています。

 

使用されている車両は(2)でも紹介した373系です。

 

時刻表では判別が不可能です。列車の時刻は以下の通りです。

 

天竜峡8:16発→飯田8:45着 普通1500M

駒ヶ根6:12発→天竜峡8:11着 普通1505M

 

(4)羽越本線白新線 快速3950M

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引用:E653系1000番台(wikipediaより)

次に紹介するのは羽越本線白新線の村上〜新潟で運転されている快速列車、3950Mです。

 

これは快速「らくらくトレイン村上」の折返し運用として設定されているもので、上記の区間で乗車券のみで乗車できる快速列車として運行されています。なお、1号車に連結されているグリーン車は閉鎖されており、利用できません。

 

使用されている車両は白新線羽越本線の特急「いなほ」や快速「らくらくトレイン村上」で活躍しているE653系1000番台です。

 

 時刻表では判別が不可能です。列車の時刻は以下の通りです。

 

・村上21:17発→新潟22:12着 快速3950M 停車駅:坂町、中条、新発田、豊栄、新潟

 

(5)日豊本線・普通

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引用:787系wikipediaより)

最後に紹介するのは普通列車の本数が非常に少ない超閑散区間・「宗太郎越え」(日豊本線・佐伯〜延岡)区間で運転されている普通列車です。

 

この区間普通列車は全てJR九州の特急用車両・787系で運行されており、一部列車では、グリーン券を買えばグリーン車を利用してさらに快適に移動することもできます。

 

グリーン車が連結されている列車は時刻表でも簡単に判別が可能です。

 

列車の時刻は以下の通りです。

・佐伯6:18発→延岡7:26着 グリーン車あり

・南延岡6:06発→佐伯7:19着

・佐伯19:33発→延岡20:43着

 

 

3.全国各地に点在する「隠れ特急」で快適に移動しよう!

さて、ここまで全国各地の「隠れ特急」をいくつか紹介してきました。

 

「隠れ特急」は在来線での移動を快適にしてくれますし、青春18きっぷなどの格安きっぷで利用できるのも魅力です!

 

みなさんも在来線で運行されている「隠れ特急」、ぜひ利用してみてください!

 

 

以上、「【青春18きっぷでも利用できる】全国の在来線で利用できる「隠れ特急」を紹介!青春18きっぷを利用して快適に移動しよう!」でした!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

何かあったらコメントにてm(_ _)m

 

次回もお楽しみに!!

【ご報告】通算1万PV達成!

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一昨日を持ちまして通算1万PVを達成いたしました。

 

正直ブログを始めてから1ヶ月も経っていないのにここまで来るとは驚きです・・・(・・;)

 

車両の転属を予想する記事がPVの大半を占めているので、これからはそれ以外の記事でもアクセスアップできるように頑張って参ります!

 

これからも当ブログをよろしくお願い致します。

【E259系】特急「成田エクスプレス」で活躍しているE259系の転属先を予想してみた!

2020年5月29日にJR東日本高崎支社から発表された車両取替計画(ベストプラクティス)により、特急「草津」で活躍している651系1000番台の置き換え・特急「成田エクスプレス」で活躍しているE259系の転属が発表されています。今回はE259系の転属先を予想してみました。

 

 

 

 

1.E259系とは?

f:id:bkakokun:20200821160838j:plain

引用:E259系wikipediaより)

E259系は、成田空港の平行滑走路(B滑走路)の延伸で大型旅客機の発着回数が増加したことと、253系の置き換え・ライバルである京成スカイライナーの新型車両(AE形)導入に伴い、2009年に特急「成田エクスプレス」用として導入された車両です。

 

 

2.JR東日本高崎支社の車両取替計画(ベストプラクティス)によって転属が決定的に

JR東日本高崎支社が2020年5月29日に発表した車両取替計画(ベストプラクティス)には、

 

・211系のE233系1000番台による置き換え

651系E259系による置き換え

八高線高麗川〜高崎)への新型ハイブリッド気動車の導入

 

が提起されています。651系1000番台のE259系への置き換えが明らかになったことで、E259系の転属が決定的になりました。

 

 

3.E259系の気になる転属先を予想!

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引用:E259系wikipediaより)

さて、E259系はどの路線の特急に転用されるのでしょうか?編成数・両数を元に予想してみました。

 

(1)高崎県・吾妻線特急「草津

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引用:651系1000番台(wikipediaより)

これは予想というより決定事項なのですが、まずは高崎線吾妻線特急「草津」でしょう。

 

特急「草津」用の651系1000番台は大宮総合車両センターに7両×7編成(OM201〜OM207編成)が在籍しています。

 

こちらはE259系を8編成転用させるものと思われます。内・外装のリニューアルを受け、転用されれば、

 

・普通車のシートピッチ拡大

・座席コンセント&Wi-Fiの設置

・全車指定席(スワローサービス)化&指定席発売状況ランプの設置

・液晶ディスプレイによる車内インフォメーションの充実

・荷物置き場の設置

 

などといったサービス面の向上が期待できます。

 

(2)房総地区の特急「さざなみ」・「わかしお」・「しおさい

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引用:E257系500番台(wikipediaより)

次は房総地区の特急「さざなみ」・「わかしお」・「しおさい」です。

 

これらの特急列車で活躍しているE257系500番台は幕張車両センターに5両×12編成(豊田車両センター常駐車両を除く・NB-01〜NB-05・NB-08・NB-09・NB-15〜NB-19編成)、255系は9両×5編成(Be-01〜Be-05編成)在籍しています。

 

こちらは255系置き換え用にE259系を8編成転用させるものと思われます(労組資料で255系の置き換えが明らかになっています)。内・外装のリニューアルを受け、転用されれば、

 

・普通車のシートピッチ拡大

・座席コンセント&Wi-Fiの設置

・全車指定席(スワローサービス)化&指定席発売状況ランプの設置

・荷物置き場の設置

 

などといったサービス面の向上が期待できます。液晶ディスプレイは今の房総地区の需要を考えるとおそらく撤去されるかな・・・と思います。

 

E257系500番台は内装のリニューアルを受けることで、E259系とのサービスの平等化ができると思います。

 

(3)JR・東武直通特急「日光」

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引用:253系1000番台(wikipediaより)

次にJR・東武直通特急「日光」です。

 

特急「日光」用の253系1000番台は大宮総合車両センターに6両×2編成が在籍しています。

 

こちらはE259系を2編成転用させるものと思われます。内・外装のリニューアルを受け、転用されれば、

 

・座席コンセント&Wi-Fiの設置

・全車指定席(スワローサービス)化&指定席発売状況ランプの設置

・液晶ディスプレイによる車内インフォメーションの充実

 

などといったサービス面の向上が期待できます。

 

ただし、転用にあたって東武ATSの設置やグリーン車の普通車化を行う必要が出てきますので、論点はそこにJR東日本がお金をかけるかどうか、といったところでしょうか。

 

特急「成田エクスプレス」として活躍していた253系200番台(現・1000番台)は上記の改造を受けて活躍していますので、改造を受ける可能性も十分にあります。

 

 

4.残る4編成はどうなる?

ここまで18編成の転用案を紹介してきましたが、残りの4編成の動向が気になるところです。

 

残りの4編成は波動用として活躍するかもしれません。

 

となると、豊田車両センター常駐のE257系500番台3編成(NB-10〜NB-12編成)を置き換え、特急「富士回遊」で活躍するという見方もできます。

 

個人的には、車内インフォメーションが充実しているE259系を特急「富士回遊」で活躍してくれるのは大歓迎です。サービス面の向上が期待できますし、液晶ディスプレイには4ヶ国語が表示できますので、訪日外国人にとっても良いイメージを持ってもらえると思います。

 

 

以上、「特急「成田エクスプレス」で活躍しているE259系の転属先を予想してみた!」でした。今後E259系がどうなるかはまだわかりませんが、動向に注目しましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

次回もお楽しみに!!

【海里】新潟と酒田を白新線・羽越本線経由で結ぶ観光列車!経由路線・使用車両・車内設備などをご紹介します!

新潟駅から白新線羽越本線を経由して酒田駅まで運転される観光列車「海里」。快適な座席と充実の車内設備でお得な旅を楽しめます。今回は、「海里」の経由路線・使用車両・車内設備などについて紹介していきます!

 

 

 

 

1.「海里」とは?

「海里」とは、新潟駅から酒田駅までを白新線羽越本線経由で結ぶ観光列車です。快速列車として運行されます。

 

 

2.「海里」の経由路線は?

「海里」は白新線羽越本線を経由して運行されます。桑川越後寒川の国指定名勝「笹川流れ」が最大の見どころです。

 

 

3.「海里」の停車駅・運転時刻・運転日は?

(1)停車駅(始発・終着駅も含む)

新潟・新発田・中条・坂町・村上・桑川あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田

 

(2)運転時刻(現在)

①通常ダイヤ

酒田行き:新潟10:12発→新発田10:38発→中条10:50発→坂町10:58発→村上11:09発→桑川11:25着・11:45発→あつみ温泉12:20発

→鶴岡12:57発→余目13:09発→酒田13:20着

 

新潟行き:酒田15:00発→余目15:10発→鶴岡15:23着・15:53発

あつみ温泉16:17発→桑川16:52着・17:21発→村上17:36発

→坂町17:47発→中条17:55発→新発田18:06発→新潟18:31着

 

②冬ダイヤ 

酒田行き:新潟10:12発→新発田10:38発→中条10:50発→坂町10:58発→村上11:09発→桑川11:25発→あつみ温泉11:53着・11:54発

→鶴岡12:22発→余目12:34発→酒田12:44着

 

新潟行き:酒田16:00発→余目16:11発→鶴岡16:23着・16:33発

あつみ温泉16:55発→桑川17:20着・17:21発→村上17:36発

→坂町17:47発→中条17:55発→新発田18:06発→新潟18:31着

 

(3)運転日

①9月

9月4日(金)〜9月13日(日)までの金・土・日曜、9月18日(金)〜9月22日(火)、9月25日(金)〜9月27日(日)

 

②10月

10月2日(金)〜10月31日(土)までの金・土・日曜

 

 

4.「海里」の冬ダイヤは俊足!

「海里」の冬ダイヤの所要時間を見てみると、新潟〜酒田を2時間半程度で結んでいることがわかります。特急「いなほ」の所要時間が2時間程ですから、30分程度しか所要時間に差がないことがおわかりいただけるかと思います。

 

 

5.「海里」の使用車両・車内設備は?

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引用:HB-E300系(wikipediaより)

「海里」には観光列車向けに製造された車両、HB-E300系という車両が使用されています。「リゾートしらかみ」や「リゾートビューふるさと」で使用されているそれとは少々顔つきが異なります。

 

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引用:HB-E300系の車内(wikipediaより)

車内には2+2列で回転式リクライニングシートが並びます。シートピッチは特急「いなほ」より290mm広い1,200mmで、電源コンセントが装備されているほか、背面と肘掛けの中の両方にテーブルがあります。

 

「海里」は快速列車としての運転ですので、特急「いなほ」よりも乗り得であることがおわかりいただけると思います。

 

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引用:HB-E300系のコンパートメント席の室内(wikipediaより)

この他、2号車にはコンパートメント席もあります。座席はフルフラット状になり、足を延ばすこともできます。電源コンセントが装備されているほか、中央に大きなテーブルがあるのがおわかりいただけると思います。グループでのご利用はこちらがおすすめです。

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引用:HB-E300系4号車の車内(wikipediaより)

なお、4号車にはボックスシートや窓向きの座席があります。

 

この車両はびゅう旅行商品を申し込んだ人専用となりますのでご注意ください。

 

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引用:HB-E300系のイベントスペース(wikipediaより)

3号車はイベントスペースとなっています。ここで弁当やお土産などを購入できるほか、カウンターもあり、そこで食事をとったりすることもできます。 

 

 

6.「海里」の乗車方法は?

「海里」は4両編成(うち1両旅行商品専用)で、全車指定席です。乗車には乗車券のほかに指定席券(840円)が必要となります。指定席券の号車番号・座席番号をよく確認してから乗車しましょう。

 

なお、普通車指定席扱いのため、青春18きっぷでも利用できます。

 

 

7.羽越本線の車窓の見どころは?おすすめ座席は?

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引用:笹川流れwikipediaより)

羽越本線の車窓の見どころは、何と言っても桑川越後寒川笹川流れでしょう。酒田行きでは進行方向左側に、新潟行きでは進行方向右側に眺めることができます。 

 

よって、おすすめ座席は、1号車(リクライニングシート車両)の場合はA席、2号車(コンパートメント席)の場合A席、D席となります。

 

 

8.「海里」に乗るときの注意点

(1)冬ダイヤで運転される日に注意

「海里」のダイヤには2つのパターンがあるのは先述の通りかと思います。

 

そのうち、速達性が高いのが冬ダイヤですが、なんと、冬以外でも、冬ダイヤで運転される日があります。通常ダイヤで行程を組み立てる際はご注意ください。9・10月の冬ダイヤでの運転日を下に載せておきます。

 

①酒田行き

9月22日(火)

 

②新潟行き

9月19日(土)

 

(2)運休が多い

羽越本線は、日本海に沿って走る路線です。そのため、日本海に低気圧が接近したり、強風が吹いていたりすると、すぐに運転を見合わせます。その場合、「海里」も運休になります。

 

「海里」が運休したときでも、目的地にたどり着けるように行程を組んでおきましょう。

 

 

以上、「【海里】新潟と酒田を白新線羽越本線経由で結ぶ観光列車!経由路線・使用車両・車内設備などをご紹介します!」でした!

 

みなさんも「海里」を使って、お得で楽しい旅に行ってみてはいかがでしょうか?

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

次回もお楽しみに! 

【近鉄・20000系】リニューアルした「楽」を臨時列車として運転!乗車券+利用券でオトクに利用できます!

近鉄は、1990年の運行開始以降、30年ぶりにリニューアルした団体専用列車・「楽」(20000系・4両編成)を臨時列車として9月19日(土)〜9月27日(日)の土曜・休日(6日間)に大阪上本町五十鈴川で運行すると発表しました。

 

近鉄ではこれまでリニューアルした「楽」を旅行商品(試乗会、撮影会)として運転して来ましたが、臨時列車として運転されるのは今回が初めてとなります。

 

 

 

 

1.近鉄20000系「楽」は乗車券+利用券で乗車可能!

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引用:近鉄20000系「楽」(wikipediaより)

さて、運行開始が発表された「楽」ですが、今回は今までと違い乗車券+利用券で乗車することができます。

 

運行日は9月19日(土)〜9月27日(日)の土曜・祝日(6日間)で、大阪上本町五十鈴川の臨時列車として運転されます。

 

途中の停車駅は、鶴橋・大和八木・伊勢市・宇治山田です。

 

なお、乗車・降車区間に制限があり、

 

大阪上本町〜大和八木⇔伊勢市五十鈴川

 

この相互区間内での乗車のみ可能です。大阪上本町〜鶴橋での乗車や、宇治山田〜五十鈴川での乗車などはできませんのでご注意ください。

 

大阪上本町五十鈴川の運賃が1,840円、利用券は400円となっていますので、片道にかかる費用は2,240円、往復にかかる費用は4,480円となります。

 

 

2.「楽」利用券の買い方

「楽」利用券は70枚限定で近鉄特急券発売駅の窓口で9月8日5:30〜9月27日まで発売されます。

 

チケットレスサービスなどでの発売はありませんのでご注意ください。

 

乗車当日は、往路は大和八木発車時刻まで、 復路は伊勢市発車時刻まで発売されます。

 

また、通常の特急券と違い座席指定ができませんので、希望する座席がある場合には早めに並びましょう。

 

 

3.「楽」の車内設備

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こちらが「楽」の車内の様子です。

 

先頭車両が「楽 VISTAスポット」となっており、広い窓から前面展望を楽しむことができます。階下にはフリースペースやサロン席もあり、どちらも「楽」利用券で利用することができます(VISTAスポットやフリースペースについては交代が必要です)。

 

 

3.「楽」に乗車するなら今が狙い目!

近鉄20000系「楽」は元々団体専用車両として製造された車両ですので、試乗会などで乗車する以外はあまり乗れるチャンスはないでしょう。

 

団体で貸し切って乗車する、という機会もあるかもしれませんが、「楽」は貸切料金が近鉄の車両の中で最も高額ですので、団体で貸し切る機会自体が少ないかもしれません。

 

ですので、この機会に乗車するのが良いでしょう。

 

みなさんもこの機会に「楽」に乗ってみてはいかがでしょうか?

 

最後までご覧いただきありがとうございました!