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【東武鉄道・設備投資計画2020】東武鉄道が2020年度の設備投資計画を発表!安全性・快適性の向上など、今年度もニュースが盛りだくさん!

東武鉄道は8月25日、2020年度の設備投資計画を発表しました。今回は、鉄道ファンである私の目線から気になるニュースをピックアップしてまとめていこうと思います。

 

 

 

 

東武鉄道が2020年度の設備投資計画を発表!

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引用:50000型(wikipediaより)

東武鉄道は8月25日、2020年度の設備投資計画を発表しました。設備投資額は総額219億円で、昨年度の397億円に比べてやや支出を抑えている感じです。

 

詳しくは、東武鉄道のプレスリリースをご覧ください。

https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/202008251252159Ept981AfvqjBSaRFC0MXg.pdf

 

 

今年度の設備投資計画における注目点

今年度も昨年度に引き続き、鉄道ファンとして気になるポイントがいくつかあります。

それぞれ項にまとめました。

 

1.ホームドアを北千住・新越谷・北越谷・志木の4駅に設置!

今年度も昨年度と同様、ホームドアが1日の利用客数が10万人以上の主要駅にホームドアが設置されます。設置される路線・駅は以下の通りです。

 

東武スカイツリーライン北千住駅(3階ホーム)・新越谷駅(JR武蔵野線乗換駅)・北越谷駅

 

東武東上線志木駅(1・2番線ホーム)

 

北千住・新越谷は他の路線からの乗り換え客で朝・夕のラッシュ時はかなり混雑します。そういった駅の安全対策として、ホームドアを設置してくれるのは、我々鉄道ファンだけでなく、利用客にとっても嬉しいですよね。

 

また、ホームドアの設置だけでなく、調査・設計が東武スカイツリーライン緩行線の10駅で行われます。調査・設計が行われる駅は以下の通りです。

 

東武スカイツリーライン緩行線):小菅〜西新井・谷塚〜蒲生・越谷の各駅

 

2.車内防犯カメラを500系・70090型に設置!

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引用:東武鉄道500系wikipediaより)

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引用:70090型(wikipediaより)

こちらも昨年度同様、車内のセキュリティ向上・車内テロ防止のため、車内防犯カメラが各車両に設置されます。今年度は500系3編成・70090型2編成に設置するそうです。

 

昨年度と違い、設置の対象となっている車両の形式名・編成数が発表されているのがポイントです。

 

前例通り、500系は乗降扉の上、70090型は扉上のLCD画面(3画面)の右上に設置されるものと思われます。

 

一方で、50000型の車内防犯カメラ・LCD画面・フリーWiFiの設置については、中止される可能性が高そうです。

 

3.特急用車両・500系&「THライナー」用車両70090型の増備

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引用:東武鉄道500系wikipediaより)

特急用車両・500系が3年ぶりに増備されます。500系には「Revaty(リバティ)」という愛称が付いていて、3両編成の車両を分割・併結して走る特急「リバティ日光」・「リバティきぬ」や、平日の通勤時間帯には、東武アーバンパークラインの特急「アーバンパークライナー」など、運用に合わせてフレキシブルに活躍しています。今年度は3編成増備されるそうで、今後の東武特急で活躍するのが楽しみですね。

 

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引用:70090型(wikipediaより)

一方で、東京メトロ日比谷線に直通し、朝・夕ラッシュ時には座席指定列車「THライナー」としても活躍しているロング・クロスシート転換車両の70090型が昨年度に続き、今年度も増備されます。2編成増備されるそうです。今後の通勤用車両としての活躍が楽しみですね。

 

4.東武日光線南栗橋以北)・宇都宮線用車両・20400型の改造

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引用:20400型(wikipediaより)

昨年度に続き、元東京メトロ日比谷線直通用車両・20000系列を改造・リニューアルした20400型が増備されます。今年度は4編成改造予定です。こちらも栃木地区での活躍に期待しましょう。

 

5.駅施設のリニューアルを10駅で実施!

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引用:リニューアルされた東武東上線玉淀駅wikipediaより)

こちらも昨年度に続き、駅施設のリニューアルが実施されます。実施予定の路線・駅は以下の通りです。

 

(1)駅舎のリニューアル

東武スカイツリーライン北越谷駅

東武宇都宮線南宇都宮駅

東武東上線:朝霞駅・川越駅鶴ヶ島駅

 

(2)駅トイレのリニューアル

東武スカイツリーライン西新井駅新田駅

東武日光線南栗橋駅

東武東上線和光市駅小川町駅

 

駅施設のリニューアルは地元の方にとっては嬉しい情報です。上記の10駅で実施されるということで、これらの駅の今後の発展が楽しみですね。

 

6.駅施設のバリアフリー化を実施&全128駅の整備完了!

東武鉄道では、1日の利用客数が3,000人以上で、かつ「公共交通移動等円滑化基準」に適合していない駅について、関係自治体と協議が整った駅から順にバリアフリー設備の整備を進めてきました。

 

今年度末までに、段差解消については対象駅129駅、多機能トイレについては対象駅128駅の整備が完了する予定です。今年度、バリアフリー化を実施予定の駅は以下の通りです。

 

エレベーター新設

東武宇都宮線西川田駅

東武アーバンパークライン愛宕駅野田市駅

東武越生線一本松駅

 

スロープ新設

東武スカイツリーライン堀切駅

 

多機能トイレ新設

東武スカイツリーライン堀切駅

東武宇都宮線西川田駅

東武アーバンパークライン愛宕駅

東武越生線武州唐沢駅

 

 

東武鉄道の今年度の進化に期待!

東武鉄道の今年度の設備投資額は、今回取り上げなかったものも含め、総額219億円。

 

新型コロナウイルスの影響もあってか、昨年度よりは設備投資額が抑えられているものの、新型車両・リニューアル車両の積極的な導入や、安全性の向上、駅のリニューアルなどに力を入れているところはさすがです。

 

東武鉄道の今年度の進化に期待しましょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

今回は東武鉄道の今年度の設備投資計画について、鉄道ファンとして気になる部分をまとめてみました。

 

今後もビジネス・観光など、幅広い分野で活躍する東武鉄道から目が離せませんね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!