加古賢行の鉄道ブログ

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【青春18きっぷ】JR全線の普通・快速列車が5日間乗り放題!JR各路線の乗りつぶしにおすすめ!

JR全線の普通・快速列車が5日間乗り放題となる青春18きっぷのシーズンがやってきました。本記事では青春18きっぷの利用期間や購入方法などについて、概要をまとめましたのでご紹介します。 

 

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1.青春18きっぷとは?

青春18きっぷとは、JR全線の普通・快速列車が決められた利用期間内で5日間乗り放題となる、発売・使用期間限定のフリーきっぷ(特別企画乗車券)です。1人で5日間使い切ることもできますが、5人グループで一気に5回分使ったり、2人で1回+3人で1回・・・などといった使い方もできます。詳細は後述します。

 

 

2.青春18きっぷの利用期間は?

青春18きっぷが発売されるのは以下の3シーズンです。発売期間と利用期間が3シーズンとも異なりますのでご注意下さい。

 

【春季】

・発売期間  2月20日〜3月31日

・利用期間  3月1日〜4月10日(41日間)

【夏季】

・発売期間  7月1日〜8月31日

・利用期間  7月20日〜9月10日(53日間・最長)

【冬季】

・発売期間  12月1日〜12月31日

・利用期間  12月10日〜1月10日(32日間・最短)

 

 

青春18きっぷの値段、販売箇所は?

青春18きっぷの値段は1枚12,050円(こども同額)です。5回分がセットになったきっぷで、1回分あたりの値段は2,410円となります。なお、正規の販売窓口では、1回分のみや2回分のみなど、バラで購入することはできませんので、注意が必要です。

 

販売箇所は、JRのみどりの窓口や、主な旅行会社、指定席券売機などです。なお、青春18きっぷマルス発券のため、売り切れることはありません。

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引用:みどりの窓口wikipediaより) 

 

3.青春18きっぷで乗車可能な列車・船は?

青春18きっぷで乗車可能な列車・船は、JR各社の普通・快速列車と、JR西日本宮島フェリー(宮島口〜宮島)のみとなります。原則として、JR線を走る特急列車と、JR以外の私鉄には乗車できません。

 

 

4.青春18きっぷの使い方は?

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青春18きっぷの券面には、5ヶ所の日付スタンプ欄があります。使用の際は、出発駅の有人改札口で、券面に日付印を押してもらいましょう。なお、自動改札機は使用できません。出発駅の有人改札口が早朝時間帯で閉まっているときは、改札口の近くにある赤色の機械で「乗車駅証明書」を発行し、下車駅、または近場の主要駅(東京駅など)で日付印を押してもらえばOKです。 

 

無人駅から乗車する場合は、車内で車掌に日付印を入れてもらいましょう。

 

2日目以降も、同様に日付印を押して使用します。合計5回分が使用できます。期間内ならどの日でも利用できますし、利用日が連続している必要はありません。なかなか自由度の高いきっぷだと言えます。

 

なお、日付が入ったきっぷは、原則としてその日の24時まで有効です。ただし、東京・大阪の電車特定区間は、終電まで有効となります。

 

青春18きっぷは、1人で5日間使い切ることもできますが、5人グループで一気に5回分使ったり、2人で1回+3人で1回・・・などといった使い方もできる他、きっぷが余ってしまったら他の人に譲渡することもできます。一度に複数人で利用したり、余ったきっぷを他の人に譲渡できるのは、青春18きっぷの最大の特徴とも言えます。

 

ただし、一旦日付印を入れたのであれば、その日は他の人は使うことができませんので注意が必要です。

 

 

5.青春18きっぷで例外的に特急列車に乗車できる区間とは?

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引用:特急「スーパーとかち」(wikipediaより)

 青春18きっぷの特例として、以下の4区間は追加料金無しで特急列車の普通車自由席に乗車することができます(指定席には乗車できません)。

 

新夕張新得(石勝線/89.4Km)

➁青森〜新青森奥羽本線/3.9Km)

➂宮崎〜宮崎空港宮崎空港線/6.0Km)

佐世保早岐佐世保線/8.9Km)

 

①は全国の在来線で唯一、特急列車しか走っていない区間です。この区間青春18きっぷに限らず、普通乗車券でも乗車が認められています。

 

①および➁で注意したいのは、特例区間を越えて乗車する場合、区間の運賃+特急料金が必要になってしまうということです。特例区間の境界駅で特急列車から一旦ホームに降り、再度特急列車に乗車するという方法も認められません。また、列車が特例区間の境界駅を通過するために、下車できないと言う場合も同様です。

 

➁と➂と④も、普通乗車券のみで特急列車の利用が認められている区間で、青春18きっぷでも適用されているものの、距離が短いため、あまり実用的ではないと考えたほうが良いでしょう。

 

なお同じく特急列車のみの区間でも、博多南線(博多〜博多南)と上越線ガーラ湯沢支線(越後湯沢〜ガーラ湯沢)については、新幹線の専用路線であるため、青春18きっぷでは利用できません。

 

 

6.青春18きっぷグリーン車に乗車するには??

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引用:普通列車グリーン車wikipediaより)

リクライニングのできるグリーン車の座席は、ロングシートや四人がけのボックスシートよりも快適に移動することができます。普通・快速列車にしか乗車できない青春18きっぷの旅にはなくてはならない存在です。

 

青春18きっぷでのグリーン車の利用については、

普通・快速列車の「自由席グリーン車」は利用できる

普通・快速列車の「指定席グリーン車」は利用できない

となっており、注意が必要です。

 

「自由席グリーン車」を連結した普通・快速列車は首都圏の中・長距離列車で多く運行されています。2023年度末には中央線快速電車でも連結される予定となっています。

 

一方、「指定席グリーン車」を連結した普通・快速列車は瀬戸大橋線の快速「マリンライナー」(岡山〜高松、普通車指定席もあり)や、磐越東線の観光列車「SLばんえつ物語」など、ごくわずかしかありません。

 

↓↓首都圏エリアの普通・快速列車の自由席グリーン券の料金はここをクリック!!↓↓

https://www.jreast.co.jp/railway/train/green/charge/

 首都圏エリアの普通・快速列車グリーン車については、以下の記事にまとめてありますので是非ご覧ください。

 

bkakokun.hatenablog.com

 

 

 

 

 

7.青春18きっぷで指定席に乗車するには?

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引用:首都圏の多数の臨時列車で活躍するE257系500番台(wikipediaより)

指定席車両を連結した普通・快速列車の場合、指定席券を別途購入すれば、青春18きっぷでも乗車できます。

 

指定席車両は臨時列車や観光列車に連結されていることが多いですが、釜石線の快速「はまゆり」(盛岡〜釜石)や、関西本線紀勢本線の快速「みえ」(名古屋〜鳥羽) などの定期列車にも連結されている場合があります。

 

普通・快速列車の指定席料金は乗車距離には関係なく、1乗車330円〜530円(エリアや時期によって異なります)です。ただし小海線の観光列車「HIGH  RAIL  1375」や釜石線の観光列車「SL銀河」などの一部の人気列車は840円に設定されています。

 

指定席券の発売は、乗車日の1ヶ月前の午前10時からです。前月に同じ数字の日が無い場合は、「乗車月の1日」から発売開始となります。指定席券は使用前なら一度に限り、利用日、利用区間などが無料で変更できるので、人気列車の場合は早めに購入しておきましょう。運転日の少ないSLなどは即日に満席になることも珍しくありません。

 

またホームライナーや新快速「Aシート」といった座席定員制の列車は、ライナー券または乗車整理券(100円〜500円)を買えば利用できます。

 

 

 8.青春18きっぷで乗れるJR以外の私鉄

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引用:青い森鉄道青い森701系wikipediaより)

青春18きっぷの特例で、追加料金無しで利用できるJR以外の私鉄は以下の3区間です。

 

①八戸〜青森(青い森鉄道/96.0Km)

➁富山〜高岡(あいの風とやま鉄道/18.8Km)

➂金沢〜津幡(IRいしかわ鉄道/11.5Km)

 

ただしそれぞれ制約があり、

 

①八戸〜野辺地、および野辺地〜青森を通過利用する場合のみ。途中下車ができるのは八戸、野辺地、青森のみ。

➁富山〜高岡をJR線へ通過利用する場合。途中下車ができるのは富山、高岡のみ。

➂金沢〜津幡をJR線へ通過利用する場合。途中下車ができるのは金沢、津幡のみ。

 

となっています。

 

 

9.青春18きっぷをグループで利用する場合の注意点

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引用:青春18のびのびきっぷ(wikipediaより)

国鉄時代の青春18きっぷのびのびきっぷ(当時)発売当初は1回分ごとに切り離すことができる「バラ券」でした。グループ旅行の際にも非常に使い勝手が良かったそうですが、現在は5回分が全て1枚のきっぷに収まっています。

 

そのため、青春18きっぷを複数人で使用する場合は、あくまで「同一行程」が原則です。出発駅から終着駅まで、全員の足並みを揃えないといけません。しかし、同行者が別々の駅から出発しなければならないケースもあります。そのような場合は、青春18きっぷを所持する人を除き、他の人は合流駅までの乗車券が必要になります。

 

帰路の場合、下車駅が複数にわたるケースでは、一旦どこかの駅で全員一緒に下車し、それぞれが最終下車駅までの乗車券を、改めて購入するのが原則です。

 

解散駅から各下車駅までの乗車券を、あらかじめ購入しておくと良いでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

青春18きっぷは、使用期間・方法に様々な制約がありますが、1日2,410円という安さで日本中どこへでも行ける(どこへでもというわけには行かないか・・・笑)のは魅力ですし、何より、他のきっぷと比べて自由度が高いのも特徴の1つです。

 

みなさんも春、夏、冬の長期休暇に入り、旅をしたい!と思ったら(今はなかなかそういうわけには行かないですが)、ぜひこのきっぷを使ってみてくださいね!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!!


 


 


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