加古賢行の鉄道ブログ

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【3列リクライニングシート】首都圏で乗れる3列リクライニングシート車両を紹介・中には快速列車として乗車できるものも

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引用:E653系1000番台のグリーン車の車内(wikipediaより)

首都圏の特急列車の需要が高まっていることで、今や首都圏では貴重となっている3列リクライニングシート車両。かつてグリーン車に連結されていることが多かったこの車両ですが、今や貴重な存在です。ですが、ベテラン車両を中心にまだ残存してるものもあります。今回は首都圏で今も元気に活躍している3列リクライニングシート車両をご紹介していこうと思います。

 

 

 

 

1.今では首都圏で主流となった4列リクライニングシートのグリーン車

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引用:E353系グリーン車の車内(wikipediaより)

昔は国鉄型車両を中心に多かった首都圏の3列リクライニングシートのグリーン車ですが、近年は特急列車の需要そのものが高まっている影響で、グリーン車も最新型車両を中心に4列リクライニングシート車両が多く採用されています。これでは単なる詐欺車両、ということになってしまいますが、その代わりJR東日本のグリーン料金は他社と比べて安く設定されています。

 

ですが、もう少し料金に見合った車両が良い、という人も少なからずいると思います。私もその1人です。

 

それでは、そういった方におすすめの首都圏で今なお残存する3列リクライニングシート車両を順にご紹介していこうと思います!

 

 

2.首都圏で活躍している3列リクライニングシート車両

651系

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引用:651系wikipediaより)

最初に紹介するのは、「タキシードボディのすごいヤツ」という愛称でおなじみの651系です。以前は常磐線の特急「スーパーひたち」で活躍していましたが、最新型車両のE657系に置き換えられ、現在は高崎線の特急「草津」・「あかぎ」・「スワローあかぎ」で活躍しています。

 

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引用:651系グリーン車のリクライニングシート(wikipediaより)

わかりづらいですが、グリーン車は3列リクライニングシート車両です。シートピッチは1,160mmとなっていて、フットレスト、背面テーブル、読書灯が装備されています。

 

座ると、座席全体がモケット張りになっているせいか、体全体が包み込まれる感じがします。

 

なお、高崎線系統で活躍している車両には、もう一つ、すごい車両があります。

 

その車両は何と、3列リクライニングシート車両に乗車券+指定席料金(何と530円!)で乗車することができちゃうんです・・・!後ほどご紹介します。

 

②E261系

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引用:E261系

次に紹介するのは、今年のダイヤ改正で運行を開始した東海道線の特急「サフィール踊り子」でデビューした最新型車両・E261系です。全車両のグレードがグリーン車以上になっているというすごい車両です。

 

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引用:E261系のグリーン車JR東日本の公式プレスリリースより)

画像がないのでわかりづらいかもしれませんが、グリーン車は3列リクライニングシート車両です。シートピッチは651系と同じ1,160mmとなっていて、フットレストがない代わりに電動レッグレスト・可動式ヘッドレストが装備されているほか、背面および肘掛けの中にそれぞれテーブルが装備されています。また、各座席にコンセントが装備されています。

 

荷棚はガラス張りになっており、天井に近い部分にもある窓もあって車内はすごく開放的です。

 

さすがにJR東日本が気合を入れて製造した車両とだけあります。

 

A特急料金・サフィール踊り子専用のグリーン料金が適用されるため通常の特急列車のグリーン料金と比べてやや高いですが、設備が充実していることを考えれば問題ないでしょう。

 

なお、特急「サフィール踊り子」には他にも、2列リクライニングシート車両で本革張りの座席にバックシェル、電動リクライニングなどを装備した豪華車両・「プレミアムグリーン車」という車両が連結されていますが、ここでは割愛します。

 

E653系1000番台(国鉄色塗装)

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引用:E653系1000番台・国鉄色編成(wikipediaより)

次に紹介するのは、2018年11月7日に国鉄色への塗装変更を受け、勝田車両センターに再転属という形で首都圏に帰ってきたE653系1000番台です。常磐線時代は、特急「フレッシュひたち」を中心に活躍していました。K70編成という編成番号が割り振られ、2019年2月2日に運転されたツアー列車「快速E653系おかえり号」が運転されて以来は、首都圏の臨時列車などに充当され、活躍しています。

 

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引用:E653系1000番台のグリーン車の車内(wikipediaより)

グリーン車は3列リクライニングシート車両です。臨時快速として運転される際は特急列車の普通車を利用する場合とほぼ変わらない料金で利用できます。

 

そして驚くのはそのシートピッチの広さ。新潟車両センター転属時に、元々普通車だった車両をグリーン車に改造した関係で、日本の鉄道車両としては国内最大級とも言える1,820mmとなっています・・・!これはJR東日本の新幹線車両における最上級車両「グランクラス」のシートピッチよりも広いです(グランクラスは1,300mm)。

 

座席には可動式ヘッドレストフットレストはない)、インアームドテーブル、コンセントが装備されているほか、座席後部にはそのシートピッチの広さを活かしてリクライニングを気兼ねなく使える仕切りが装備されています。

 

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引用:E653系1000番台のグリーン車のラウンジ(wikipediaより)

 

また、車両端部には定員18名のラウンジがあります。ここで車窓を眺めながら、友人や知り合いなどと鉄道話をするのも一興でしょう。

 

485系ジョイフルトレイン「リゾートやまどり」

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引用:485系「リゾートやまどり」(wikipediaより)

最後に紹介するのは、国鉄型車両・485系を改造したジョイフルトレイン・「リゾートやまどり」です。「群馬デスティネーションキャンペーン」の際、元々ジョイフルトレインで活躍していた「せせらぎ」・「やまなみ」を改造することによって2011年に登場しました。

 

過去には臨時特急「リゾート草津」に充当されたこともありましたが、現在は主に高崎線武蔵野線系統の全車指定席の臨時快速で運用されることが多くなっています。

 

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引用:485系「リゾートやまどり」の車内(wikipediaより)

 普通車の車内は3列リクライニングシートが並びます。シートピッチは1,200mm、2号車のみなんと1,550mmと、観光車両としては破格の広さです。

 

もう一度いいます。この車両は普通車です。

 

ということはどういうことか。

 

そう、全車指定席の臨時快速で運用されるときはなんと乗車券+530円(指定席料金)で乗車することができるんです・・・!

 

当然、青春18きっぷでも同様に利用することができます!これは鉄道ファンや観光客にとっては嬉しいですよね。

 

青春18きっぷについては、以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。

 

bkakokun.hatenablog.com

 

 

座席には可動式ヘッドレストフットレスト(2号車はない)、背面テーブル(2号車はインアームドテーブル)が装備されています。

 

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引用:485系「リゾートやまどり」の展望スペース(wikipediaより)

両先頭車には展望スペースがあります。ここから運転台に広がる沿線の流れゆく車窓を眺めることができます。ちなみに、6号車1C席・1号車1A席(車椅子対応座席)を確保すると、座席から前面展望を眺めることもできます。

 

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引用:485系「リゾートやまどり」のキッズスペース(wikipediaより)

4号車にはキッズルームもあります。車内には遊具もあり、子連れにとってこれは嬉しい設備です。 

 

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引用:485系「リゾートやまどり」のミーティングスペース(wikipediaより)

2号車には団体等で自由に利用できるミーティングスペースもあります。上州の景色を眺めながら、友人たちとの鉄道話で一興するのも良いと思います。

 

 

3.快適・コスパ抜群の3列リクライニングシート車両

さて、ここまで首都圏で活躍している3列リクライニングシート車両を紹介してきました。

 

首都圏の特急列車では4列リクライニングシートとなっているグリーン車が多いですが、やはりシート幅が段違い。3列リクライニングシート車両に比べるとコスパは悪いです。

 

しかし、今でも3列リクライニングシート車両は残存しています。485系「リゾートやまどり」のように、指定席料金(530円)で乗れるものもありますので、お出かけの際はぜひ、3列リクライニングシート車両を探して見てください!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

3列リクライニングシート車両は、ゆったりとした快適な旅を演出してくれるだけでなく、中にはE653系1000番台や485系「リゾートやまどり」のように、一緒に友人などとの思い出を作ってくれる設備を備えている車両もあります。

 

ゆったりとした旅を楽しみながら、友人との鉄道話で盛り上がる・・・これぞ最高の思い出となるじゃありませんか。

 

みなさんもぜひ今回紹介した車両、乗ってみてください!

 

最後までご覧いただきありがとうございました!